脳出血で退院したあと、私は「また再発したらどうしよう」という不安が強く、しばらく旅行に行く気持ちになれませんでした。
特に怖かったのは、移動中に体調が悪くなったらどうしよう、血圧が上がったら再発するのではないかという不安です。
もともと旅行が好きだったのに、「もう前みたいに旅行はできないのかな」と思った時期もありました。
結論から言うと、今は“無理しない旅行”に変えたことで、少しずつ出かけられるようになっています。
もちろん、病気前と同じではありません。でも、私なりに工夫することで、「旅行はもう無理」から「少しなら行けるかも」に変わりました。
この記事では、脳出血後、再発が怖くて旅行に行けなかった私が最初に気をつけたことを、実体験ベースでお話しします。
脳出血後、再発が怖くて旅行が不安だった
退院後、私が一番怖かったのは「再発」でした。
視床出血だったこともあり、「また脳出血になったらどうしよう」という不安が常にありました。
特に怖かったのは、移動中に血圧が上がること。
駅の階段、人混み、長時間移動――病気前は普通だったことが、急に怖く感じるようになりました。
「新幹線で体調悪くなったら?」「ホテルで何かあったら?」と考え始めると、なかなか一歩が踏み出せませんでした。
しかも退院後は、以前より疲れやすくなり、「ちょっと動くだけで疲れる」感覚もありました。
だから私は、病気前と同じ旅行を目指すのをやめることにしました。
脳出血後、再発が怖い私が旅行で最初に気をつけた4つのこと
* ホテルは駅近を選ぶ
* 温泉は無理しない
* 血圧を見すぎない
私が最初に考えたのは、「絶対に無理をしない旅行」です。
病気前のように「せっかくだから全部回ろう」はやめて、疲れたら休む前提で考えるようになりました。
気をつけたこと①:疲れたらタクシーを使う
退院後、私が最初に決めたのは、「無理に歩かない」ことでした。
実際、一時退院後も病院から家まではタクシーを使いました。
病気前なら「歩ける」「電車で行ける」と思っていた距離でも、退院直後は不安が大きかったです。
以前の私は、「タクシーはもったいない」と思うタイプでした。
でも今は、“安心代”だと思うようにしています。
疲れて血圧が上がるくらいなら、無理をしない方がいい。
そう考えるようになってから、少し気持ちがラクになりました。
気をつけたこと②:ホテルは駅近を選ぶ
ホテル選びも変わりました。
以前は「安さ重視」や「景色重視」でしたが、今は駅近・移動がラク・エレベーターがあるをかなり重視しています。
退院後は、長い坂道や駅から遠いホテルが想像以上にしんどく感じました。
また、疲れると不安も強くなるので、「すぐ休めるホテル」は安心感があります。
今は、少し値段が高くても駅近ホテルを選ぶことが増えました。
結果的に、体も気持ちもラクだったと思っています。
気をつけたこと③:温泉は無理しない
私はもともと温泉が好きです。
でも、脳出血後は「温泉って血圧上がらない?」「再発しない?」とかなり怖かったです。
実際、今でも長風呂や熱すぎるお湯は避けています。
また、体調が少しでも不安な日は無理に入らないようにしています。
以前のように「元を取ろう!」と何回も温泉に入ることもやめました(笑)
その代わり、短時間でも景色を見ながらゆっくり温泉を楽しむようになりました。
「無理しない温泉」に変えたことで、少しずつまた楽しめるようになっています。
気をつけたこと④:血圧を見すぎない
正直、退院後の私は血圧がかなり怖かったです。
少し高いだけで「再発?」と不安になることもありました。
最近も、昼寝後に血圧が少し高く出て不安になったことがあります。
ただ、時間が経つと108/76まで戻ることもあり、「ずっと高いわけではない」と分かってきました。
今は、1回の数字ではなく“流れ”を見ることを意識しています。
もちろん主治医の指示が一番ですが、私は「少し高い=すぐ再発」ではないと少しずつ考えられるようになりました。
脳出血後、旅行で再発が怖い時に私が考えたこと
今でも、再発が怖くないわけではありません。
特に体調が悪い日や、血圧が少し高い日は不安になります。
でも最近は、「怖いから全部やめる」ではなく、「怖いから工夫する」に考え方が少し変わってきました。
疲れたら休む。
無理をしない。
駅近ホテルを選ぶ。
移動はタクシーも使う。
そんな小さな工夫でも、気持ちはかなり違います。
病気前と同じ旅行はまだ難しくても、「今の自分に合う旅行」はあるのかなと思っています。
今思うこと
脳出血後、「もう旅行なんて無理」と思った時期がありました。
でも今は、病気前と同じではなくても、少しずつ外に出られるようになっています。
再発が怖い気持ちは、たぶん簡単には消えません。
でも、同じように不安な方に伝えたいのは、「無理しない形なら、また旅行はできるかもしれない」ということです。
私もまだ途中ですが、少しずつ「安心できる旅」を探していきたいと思っています。

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